結露・押し入れ・断熱・遮熱
押し入れの結露
遮熱を知らない時の押し入れのリフォームです。
自宅の住宅は30数年たっていますので、
外壁がリシンの吹きつけで内部には50㎜のグラスウールだけで、
(現在は100㎜ですが)外壁の張り替えの際100㎜のグラスウールを入れました。
床下には、断熱材らしきものは入っていませんでしたので、
押し入れは薄ベニヤ一枚なので特に寒く、
そこでDIY!
床の薄板を剥がし、50㎜のスタイロフォームを隙間無く入れ、
壁は、断熱材補強の意味で、内側に20㎜のスタイロフォームを入れていました。
これがその写真です。
つい先日、押し入れ内を片付けていたところ、
壁のビスが錆びていました。床下には結露で汚れています。
押し入れの引き戸は閉め図にフルオープンでしたが、
衣装ケースの陰で錆発見!結露です。床面も少し黒カビです。
遮熱リフォーム!!
スタイロフォームを取っ払い遮熱シートを入れます。
遮熱は基本、片面空気層が必要になります。
床下も同様です。
壁面と床面の遮熱リフォーム
この写真は、部屋の壁と床の遮熱リフォームの写真です。
床は断熱材が入っていない状態で、畳を撤去しその上に遮熱シートをそのまま敷き込みし、
フローリングを貼ました。
壁面は外壁を張り替えしていない既存のままで断熱材が50㎜かな?
砂壁を剥がし、下地に遮熱シート貼り+ボードが一枚です。
ちょうどタンスを置いていたところですがこれが現在の写真です。
少し汚れていますが、カビで黒くなく結露も無いようです。(9年が経過)
事務所の床もカビだらけでした。
自社の事務所も社員が作った事務所ですので、
昔はかんな感じで床下の断熱工事でした。
天井の高さが無かったので、床下は30㎜のスタイロフォームを入れていました。
ところが、タイルカーペットを貼り替えることになり、
剥いでみるとこの有様です。いや~な黒カビです。
そこで遮熱リフォーム!
カビの生えたコンパネを一部交換し、
スタイロフォームを撤去、床下の木下地に直接遮熱シートを貼りました。
8年ほど経ちましたが、現在もカビが生えていないようです。